こんにちは、3ヶ月間だけ中古車屋で働いていたsugiです。
今回はタイトルにもあるとおり、過走行車の寿命・いつまで現役で走れるか?・またまた過走行車を購入する場合の注意ポイントなどを紹介してみたいと思います!
中古サイトなどをチェックしていて、過走行で安くなった中古車を検討している方は購入前にぜひチェックしてみてください。
そもそも新車と中古車はどちらがお得なの?
「車が欲しい」と思ったら、新車を買うか中古車を買うか悩む方が多いと思います。
お得度で言えば間違いなく中古車に軍配が上がりますが、新車は内外装をカスタマイズできたり、新車のメンテナンスパック(3年、5年間など長期間の保証が受けられる)があったり、愛着を持ちやすいというメリットもあります。
ちなみにsugiはコスパ優先で考えているので、よほどの限定車や特別仕様車でなければ、中古車もしくは新古車を購入する派です!
新車を買うメリット
先ほども軽く書きましたが、新車を買うと大きく2つのメリットがあります。
1つは気分が良いこと。2つは維持費・ランニングコストといったお金面でのメリットです。
❍ 気分がいい!
❍ 愛着が持てる!
❍ 3年間は車検不要!
❍ 新車には大抵修理・メンテナンス保証が付いている!
❍ エコカー減税・新車購入時の補助金などがある(一部車種のみ)
一方でデメリットは購入時の金額が高いこと、人気のない車種の場合、購入時より大幅に安くなってしまう場合があります。
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中古車を買うメリット
一方、中古車を買うメリットは「安さ」と「コスパ」にあります。
さらに掘り下げて言えば、「一点モノ」という価値観があり、前オーナーが取り付けたカスタムパーツの志向が合っているから購入を決めた。という方は意外と多いようです。
中古車には「相場」がありますが、ユーザー買取車やオークション出品車、事故車・ワケアリ車・過走行車など、条件によっては「掘り出し物」とも言える車を探せるのも中古車を選ぶ魅力の1つです。
免許を取り立てで最初の一台を探したい方や、セカンドカー的な使い方をしたい方、商用でバリバリ過走行を極める方などは中古車の方がコスパが良かったりします。
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過走行車は本当にお買い得なの!?
過走行車といえば、日本国内では10万キロ以上走っている車になると思いますが、過走行車は果たしてお買い得と言えるのでしょうか。
結局のところ目的と用途によるところはありますが、用途や過走行車を購入する場合に注意したいポイントをまとめてみました。
乗り潰すなら10万キロ越えの中古車もアリ!
仕事で長距離移動が多い方や、輸送など商用バンなどの使い方を想定している方は、おそらく乗り潰すことが前提になると思うので、そういった方には過走行車がおすすめです。
輸入車の10万キロ越えはお金があれば大丈夫!?
一方、憧れの輸入車が10万キロ以上走っていることを理由に安くなっていたら、それはぜひ一度立ち止まって考える必要があります。
自分でDIYできる方なら良いですが、古い年式の輸入車はオイル、ラジエーター回りが漏れたり、エンジンのオーバーホールが必要になる車種が増えてきます。
本当にその車が好きで、愛着を持ってメンテンスできる方にとって、過走行車という選択肢はアリですが、安く乗りたいという理由だけで10万キロ越えの輸入車を選ぶのは、正直あまりオススメできません。
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車は50万キロまで走れる!?
しっかりメンテナンスをすることが前提になりますが、車は50万キロぐらいまで走れる耐久性があるとsugiは考えています。
根拠として、別記事でも紹介しているタクシーの寿命でも紹介したとおり、タクシーは50万キロ走行が1つの目安になっていること。あとは海外で走っている車の走行距離が30万キロ越え、50万キロ前後のものが多いことも1つの理由です。
海外で走ってる日本車と同じ車種は基本的に強い
ちょっと暴論ではありますが、基本的に海外で元気に走っている日本車と同じ車種は基本的に強いとsugiは勝手に思っていたりします。
あくまで日本から中古車として輸出されて走っている車という前提にはなりますが、ランドクルーザー、ハイエース、プリウス辺りは過走行でも走る鉄板車種ではないかと思います。
日本では走行距離が10万キロになったら寿命とされていますが、大陸では一度の移動距離が多いため、10万キロなんてまだまだスタート地点的な感覚なのかもしれないですね。
大事なのはしっかり「メンテナンス」された車であること
結局のところ、過走行車であってもしっかりメンテナンスされた車を選ぶことが重要なポイントになってきます。
過走行車でも比較的壊れにくいとされているのは以下のとおり↓
❍ ワンオーナー車
❍ 法人車
❍ 点検記録簿がある
❍ エンジンオイル交換歴が分かる
❍ 雪国ではない
❍ エンジン排気量が2リッター以上
ワンオーナー車
ワンオーナー車は、ひとりのオーナーが長く大切に乗っている場合が多く、しっかりメンテナンスされている車両が多い印象でした。
点検記録簿と合わせて確認すると過走行でも安心して購入できる1つの目安になります。
法人車
法人オーナーの車は、一度に多くの距離を走る場合が多く、メンテナンスもしっかりされている車両が多いので、ワンオーナー車と同様に安心できる目安の1つになります。
点検記録簿がある
過走行車でも、点検記録簿がある車は強いです。これまでの点検や交換・不具合箇所などがすべて記載されているので、これから買って交換が必要な消耗パーツなども当たりを付けることができるので、今後の維持費の参考にもなります。点検記録簿がしっかりある車は無いより信頼度が高いです!
エンジンオイル交換歴が分かる
点検記録簿に合わせて、定期的にエンジンオイルを交換している車であることはエンジンを好調に保つために重要な要素です。過走行車を選ぶなら、エンジンオイルがしっかり交換されている車を選ぶべきです。
雪国ではない
足回りが錆びていなければ問題ないですが、雪国や海辺近くの車はサビが出やすいのでよくチェックすると良いです。
エンジン排気量が2リッター以上
これは個人的に目安にしている1つですが、大排気量のエンジンは頑丈で作りが精巧なため、軽自動車などに搭載されているエンジンよりも長持ちする傾向があります。
事実、トヨタのランドクルーザーやハイエース、クラウンなど大排気量車は20万キロを越えてもエンジンが好調な車が多い印象でした。
【要注意】事故車はお買い得なの? 購入はよく考えて!
ここまで過走行車について紹介してきましたが、事故・修復歴アリの車はお買い得とそうでない車がはっきり分かれますので、購入時にはしっかり説明を聞いてから判断した方が良いです。
❍ フロント修復歴は要注意
❍ しっかりまっすぐ走るか
❍ 水没車は要注意
フロント修復歴は要注意
事故の度合いにもよりますが、「コアサポート」とよばれるエンジンを保護する鉄骨まで損傷が加わるような事故を受けている車は、エンジン、ステアリング、オイル系などに衝撃が加わっているので、不具合を起こす確率が高いです。
購入前に試乗して問題なくても、後からエアコンが効かなくなったり、オイルや液漏れが起こる場合もあります。
しっかりまっすぐ走るか
事故歴ありの車は、まっすぐ走るか、カーブで異音がないかを確認した方が良いです。直進安定性がない場合は車軸が曲がっている可能性が高いのでNG。カーブで安定感がない車も修理が必要になるので要注意です。
水没車は要注意
事故ではないですが、近年の自然災害の増加に伴い水没車が増えています。水没車にもランクがありますが、エンジンまで浸水した車は基本的に避けた方が良いです。
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まとめ
今回は過走行車はいつまで現役で走れるのか・購入時の注意ポイントなどを紹介してみました。
過走行車は目的や用途によってはお買い得ですが、当たり外れが激しいので、ぜひ色々と比較しながら選んでみてください!
では
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