みなさんこんにちは(゚∀゚)
今日は面白い商品を紹介します。
今回紹介するはドライブレコーダーとアクションカムと2つの顔を持つカメラ『ASUS RECO Sync』です。

あくまでメインはドライブレコーダーなのですが、車から取り外してアクションカムとしても使えちゃうユニークな商品です。
まさかドライブレコーダーをアクションカムにしようなんて普通考えませんからね。
ドライブレコーダーの異端児とでも言いましょうか。
1台2役のASUS RECO Syncの実力はいかに。
1ヶ月以上使い込んで見えてきたメリットとデメリットや画質比較・使い道や実用性などを徹底的に紹介していきます。
購入前の方の参考になれば幸いです。
目次
ASUSについて
商品紹介をする前に企業紹介します。
つい先日私が購入したモバイルノートパソコンを作っているブランドがASUSです。
マザーボードやグラフィックボードといったパソコンパーツから、スマホやノートパソコン・タブレットやゲーミング関連・そして今回紹介するドライブレコーダーまで幅広く製品を作っているグローバル企業です。
ASUSは自作パソコンを作ったことがある方なら間違いなく知っている会社だと思います。
↓私が先日買ってレビューしたASUSのノートパソコン↓
ASUS RECO Syncのスペック
さて、まずはASUS RECO Syncのスペックから紹介していきます。
スペックを表にまとめてみました。
ASUS Reco SyncはフルHDとHDR対応に対応しています。
しかも、私が大好きなSONY製のCMOSセンサーが付いているのもポイントです。
しかし、なんと言っても最大のポイントはバッテリー内蔵でドライブレコーダーとアクションカムの両機能が楽しめること!
また、WiFiが内蔵されていて、スマホアプリで操作することが前提に設計されているのでドライブレコーダーに触る必要がないのもポイントです。
ASUS RECO Sync 開封 付属品レビュー
では、開封しながらASUS RECO Syncを見ていきましょう。
箱はこんな感じ。

そして付属品がこちら。

左からGPSケーブル・USBケーブル・USBシガーソケット・車載スタンドになります。
この他説明書などもちゃんと入っています。
注目すべきはこちら↓

ASUS RECO Syncでは、シガーソケットではなくUSB式の充電コードになっています。
なので車でドライブレコーダーとして使う場合にはこちらのUSBシガーを使うことになります。
では、ASUS RECO Sync本体を見ていきましょう。
デザインは円形で一眼レフの単焦点レンズとかペンタックスのカメラみたいな小型レンズを触っている感じです。
ASUS RECO Syncの手前にはレンズ保護のフィルターが付いているのですがこれは一眼レフと同規格なので買い替えも可能です。
カラーフィルターなども使えます。
まあ、なんというか、カメラです。(笑)

側面には電源ボタンとWiFiのペアリングボタンがあります。

側面反対側にはUSB充電穴とGPSユニットを挿す穴があります。

上部にはmicroSDカードを挿す穴とカメラの三脚共通のマウント穴があります。
金属製で作りは頑丈な模様。

そして、今回一緒にお借りすることが出来たこちらの2つ。

左が自撮り棒(一脚)と右が自転車にマウントできるアダプターです。
今回はこの2つを使ってレビューしていきます。
ASUS RECO Syncの操作は基本的にスマホで行う -ASUS RECOアプリ使い方紹介-
今回お借りしたASUS RECO Syncはこれまでのドライブレコーダーとは違いスマートフォンで操作する必要があるので、まずは対応のアプリをダウンロードする必要があります。
私はiPhoneユーザーなので今回はiPhone6を使って実際にどんな感じで使うのか紹介していきます。

ASUS RECOアプリをダウンロード
まずはアプリをダウンロードします。
app storeで『ASUS RECO』と検索すると一番上に出てくるので『インストール』を押してダウンロードしてください。
もちろん無料です。
※私は既にダウンロード済なので『開く』になっています。

アプリのダウンロードが終わるとスマホのホーム画面に表示されます。

ダウンロード後にASUS RECO Syncの電源を入れる。
アプリがダウンロード出来たら次はASUS RECO Syncの電源を入れます。
内蔵のバッテリーが残っていれば起動しますが、起動しない場合はUSB充電器かモバイルバッテリーに繋いでみて下さい。
電池残量が少ないと『ピッ』って言ってすぐに電源が落ちます。

iPhoneのWiFiからペアリング
ASUS RECO Syncの電源が入ったら次はiPhoneの『設定』から『WiFi』に入ります。
するとASUS RECOという名前で端末が表示されるのでペアリングします。
これで、ASUS RECOとの連携が完了します。

ASUS RECOアプリを開く
さて、ではASUS RECOのアプリを開いてみましょう。
アプリを開くとこんな感じで表示されます↓

これからASUS RECO Syncを操作するには必ずこのアプリが必要となります。
通信料などは発生しませんのでご安心下さい。
ASUS RECO Syncには4つの動作モードがあることを知っておく。
ASUS RECO Syncにはモードが4つあって、左から『写真撮影』『バーストモード』『タイムラプス』『録画』となっています。
ASUS RECOの初期設定・設定方法
ASUS RECOの設定を変更するには、アプリの『設定』画面に入ります。
ASUS RECO Syncの動作設定はこの画面で全部行えるようになっています。
タッチするだけで設定が変わるので楽です。

例えば録画の解像度を変えたい場合には『解像度』をタップすると2種類の選択肢を選ぶことが出来ます。
ドライブレコーダーで画質を落とすメリットは長時間録画することが出来る点ですが、私は画質主義者なので画質を落とすような前はしません!(笑)

『設定』を一番下の方までスクロールしてやると『動作モード』が選択できるようになっています。
この『動作モード』には2種類あって『ドライブレコーダーモード』と

『ポータブルモード』の2種類です。
主な違いは『自動録画』が手動に切り替わる《スマホで操作できるようになる》ぐらいです。


また、手持ちや自転車で撮影する場合には『衝撃検知自動録画』をオフにする必要があります。
そうでないと、全部のファイルが緊急録画フォルダに入っちゃうので。
また、日付を表示するかどうかもアクションカムとして使う場合に変更が必要です。
デフォルトでは表示される設定になっています。
監視モードもドライブレコーダーとして使う場合にはオンにしておくと便利です。
そのほか『EV補正』や『SDカードのフォーマット』や『バッテリー残量の表示』などもここから設定・リセット/初期化が行えます
『ドライブレコーダーモード』の場合は車のエンジンと連動して起動・電源オフになり録画も自動で開始されます。
一方で『ポータブルモード』になっていると手動録画《スマホ画面からの操作》になるのでその点だけ最初は注意が必要です。
ASUS RECO Syncで録画したファイルの書き出し方法
録画した動画の書き出し(iPhoneのカメラロールに書き出せる)をするには、上部メニューの『再生』から『ビデオ』と『写真』に分けて表示されているので、必要に応じて書き出しを行って下さい。

また、ASUS RECO Syncでは他のドライブレコーダー同様に古いファイルから自動上書きされていく仕組みになっているのでフォーマットなどを毎度やる必要がないのもポイントです。
書き出す画質は2種類の解像度から選択することが出来るようになっています。
『低解像度』と『高解像度』の2種類から選ぶことが出来るので必要に応じて書き出せます。

ASUS RECOには『緊急メッセージ設定』が出来る。
ちょっと気になった機能が出てきたので紹介します。
ASUS RECOアプリの『設定』にある項目の1つに『緊急メッセージ設定』というものがあるのですが、この機能はASUS RECO Syncに強い衝撃が加わった場合に予め設定しておいたユーザーにメールを送るという機能なんですね。
設定方法は『緊急連絡先』を選択《最大5人まで》しておきます。
緊急連絡先はiPhoneの電話帳に入っている人の情報が利用できます。

緊急メッセージ設定を利用すると↓みたいな警告が出てきますが、私の場合は契約しているのでOKで先に進みました。

そして『メッセージ内容』を設定しておきます。
初期設定では『緊急事態が発生しました!』と相手にメールが行くように設定されているようです。

今回は模擬テストなのでメッセージを自分で入力してみました。

この設定を有効にしておくと、ASUS RECO Syncを利用中にドライブレコーダーに強い衝撃が加わった場合にiPhoneアプリが勝手に起動して、私が入力しておいたテキスト↓が自動入力された状態になります。

あとは送信を押すだけで相手に緊急事態を伝えることが出来るというもの。
これは使い方次第ではなにか面白い使い方が出来そうだと感じましたが、家族や友人の多くが山形にいるので、万一私が動けない状態になってSMSが送信されても山形から駆けつけてくれた頃には手遅れになっていそうで私の場合この機能の『使い道が…』ってなりました。
この機能はスマホと連携しているドライブレコーダーならではの機能なので、良い活用方法を知っている方はぜひ教えてください!
ASUS RECO Syncの画質検証 ドライブレコーダー 車載編

次はASUS RECO Syncのドライブレコーダーとして車載した場合の画質と使用レビューをやっていきたいと思います。
何度も書いていますが、ASUS RECO Syncはあくまでもメインはドライブレコーダーですからね!!
ドライブレコーダーがちゃんと使えなければダメですからね。

※今回もドライブレコーダーの取り付け方法については省略します。
ドライブレコーダーの取り付け方法が知りたい方は過去記事を参考にしてみて下さい↓
また、GPSアンテナも付属してくるので必要に応じて取付けて利用してみてください。

GPSアンテナの取り付けはカーナビ取り付けをやった時の記事を参考にしてみて下さい。
ASUS RECO Syncのドライブレコーダーとしての画質は!? まずは動画をご覧ください。
今回も検証用に動画を1本作ってみました。
若干画質が落ちていますが、ASUS RECO Syncで撮影したものに非常に近いので購入前の参考にしてみて下さい。
動画補足説明 -編集後記-
今回は山形県高畠町までドライブしてその様子を撮影してきました。

ただ、夜の映像は撮影出来なかったので千葉から山形に帰る途中に撮影したものです。
叔父から日産の軽トラ『田んぼるギーニ』を拝借。

せっかく山形の田舎道を走るのだからスイフトじゃなく敢えて軽トラを選んでみました。
どうです?
このフォルム!
デザイン!
土汚れ!
最高にクールじゃないですかっ!!!!!!!!!(笑)
この軽トラ、叔父が奮発して買った軽トラなんですが、なんとエアコンが付いていない軽トラです。
新車で買ったのに変なところでケチった模様です。
現代車でエアコンが付いていない車を皆さん想像できますか?
今回はそんな軽トラで高畠を疾走してきました。

前には職質される可能性を秘めている怪しすぎる3台のドライブレコーダーが。
自分で検証やっていて思いますが、何事も程々って大事ですよね。
こんなにカメラばっか付いている車は色々な意味で2度見3度見されます。

目立ちたい方にはおすすめですが、うかうかコンビニにも停めてられないですよね(笑)
なんだかんだ言ってドライブレコーダーだって高いですし。
この3台だけでも5万円弱しますからね(・∀・)
まずは高畠までドライブして道の駅で野菜を眺めて、高畠の道の駅の向かい側にある歴史資料公園に行って自撮り撮影をやってきました。

その後、日が暮れる前にご利益があると話題で日本全国から参拝客が押し寄せる文殊堂『亀岡文殊』に行ってきました。

日頃の行いが悪いので階段を登るのも避けられているみたいでキツかったです。

そして本堂に到着。
ちゃんと参拝して帰ってきました。

ってな感じで久しぶりに高畠を堪能しながらASUSのドライブレコーダーを検証していました。
ASUS RECO Syncをドライブレコーダーとして使ってみた感想
毎度前置きが長くてごめんなさいね(笑)
ASUS RECO Syncをドライブレコーダーとして使ってみた感想を書いていきます。
ASUS RECO Syncの画質は文句なし。
まずは肝心の画質ですね。
ASUS RECO Syncの画質については、SONYのCMOSセンサーを搭載している時点で不満は出てこないだろうなーって思って使っていましたが案の定その通りでした。
昼は当然、夕方も当然、そして夜の画質が良いですね(・∀・)イイ!!
HDR補正は他のモデルと比較して早く効く印象がありました。
瞬間でぱっと切り替わる感じ。
ドライブレコーダーとしてよりアクションカムとして使った時に良いだろうな!って思ったポイントでもありました。
ASUS RECO Syncは色々な意味で使いやすい。
ASUS RECO Syncは色々な意味で使いやすいドライブレコーダーでした。
まず、ASUS RECO Syncはドライブレコーダーとアクションカムを兼ねているので頻繁に車から取り付け取り外しを行います。
取り付け付け外しは、一眼と同じネジ穴なので回すだけで扱いやすいです。
横にスライドするタイプとかよりも個人的にはやりかすかったです。
また、スマホアプリが良いですね。
さすがパソコンをメインで作っている企業です。
製品を制御するソフトウェアは動作も安定していて、使いやすかったです。
先ほど使い方の説明も入れましたが、その説明がなくても扱えるアプリであると思います。
ASUS RECO Syncは三脚や手持ち棒・自撮り棒にも取付可能
ASUS RECO Syncを使って高畠の公園で撮影をしてみました!
三脚や手持ち棒などに取付けて利用することも出来るのでアクションカムとして使うことを検討している方は必見です。
まずはこちらの動画をご覧ください↓
動画補足 -お借りした手持ち棒を使ってみた-
今回はレビュー用に手持ち棒もお借りすることが出来たので実際に使ってみました。

マウント穴は一眼レフやビデオカメラと同様の回転式のネジ穴になっています。

実際にASUS RECO Syncを取り付けるとこんな感じに↓


この手持ち棒(自撮り棒)のようなグッズを使うことで人混みの中でも高い位置から撮影したり、いつもとはちょっと違った風景が撮れる魅力があります。
普段は短い手持ち棒でも


今回紹介している手持ち棒は伸縮タイプなので1段階
2段階

3段階まで伸ばすことが出来ました。
これは便利です。

また、左右にカメラを倒すことも可能になっています。


さらに、手持ち棒の下側にはさらにマウント穴があるので三脚などにドッキングすることも出来る仕様になっています。

高畠の公園でASUS RECO Syncに手持ち棒を付けて撮影してみた。 -編集後記-
先ほどのドライブレコーダーに引き続き、今度は高畠の道の駅の向かいにある公園で手持ち撮影をやってみました。
撮影した日は紅葉がとても綺麗な日でした。

動画でも紹介しましたが古墳があったり

奥の方には子供が遊べる遊具と田んぼがあります。

近くの山の紅葉などもとても綺麗ですすきも見頃でした。

そしてカメラを向けたら逃げたカモ。

何もしてないのに逃げられました。

アヒル?みたいな鳥もいました。

もちろんカモも大量です。

ASUS RECO Syncは自転車にも取付可能! アクションカムとしての実用性は??
最後にASUS RECO Syncを自転車に取付けてみました。
とりあえず動画をご覧ください↓
動画で倍速再生している部分が少々お見苦しいですが参考にして頂ければ幸いです。
今回はこちらの自転車へ取り付けるマントアダプターを利用します。

自転車へ取り付けるとこんな感じ。

自転車の種類にもよりますが、そこまで目立たないかなーって感じです。
ちなみにこの日は30分程度の走行だったのでバッテリーを気にせずに走る事ができました。
ASUS RECO Syncを自転車に取付けてみた感想。
ASUS RECO Syncを自転車に取付けて走ってみましたが、ASUS RECO Syncには手ぶれ補正が付いていないんですね。
手持ちではまだ大丈夫だったのですが揺れが多い自転車では少々応えました。
こうやって使ってみると手ぶれ補正って需要ですね。
動画編集ソフトの補正機能などを使えば多少はマシになると思いますが、そのまま作品として残すには少々厳しいところがありそうです。※今回はその機能は使っていない。
しかも、今回は弟と一緒にサイクリングをやってきたので低速で走っていたのも手ブレの原因でしたが、ASUS RECO Syncに手ぶれ補正機能があるとより良い製品であると思いました。
【まとめ】 ASUS RECO Syncは買いか!?

実際にASUS RECO Syncを使ってみてASUS RECO Syncを評価すると、この製品は買いであると思います。
総合的に見て車でも外でも利用できるというのが最大のメリットで、実際に使ってみて十分満足のいく画質で撮れている印象でした。
ただ、ドライブレコーダーのみでしか利用予定がないのなら他のドライブレコーダーよりも割高になってしまう場合もあるので、他のモデルも検討してみると良いと思いました。
アクションカムとしてもASUS RECO Syncを使いたい・利用を検討している方にとっては、ドライブレコーダーとアクションカム2台が2万円代で手に入るのはとても魅力的だと思います。
これからの季節はスキーやスノボでも良いですし、夏は登山やトレッキング・家族行事などにも重宝すると思います。
使い方を工夫していくと活用幅が無限に広がるカメラであると使ってみて実感しました。
ドライブレコーダーだけじゃない!アクティブなカメラが欲しい方はASUS RECO Syncの購入も検討してみてはいかがでしょうか。