こんにちは、高校在学中から副業で在宅ライターをやっているsugiです。
現在は個人で複数のWEBメディアを運営/監修しており、記事の企画構成・取材・寄稿や外注ライターに記事執筆を依頼するなど幅広く活動しています。今回はタイトルにもあるとおりWEBライター・在宅ライターで記事を書いた時の文字単価の相場について、sugiの実例も交えながら紹介したいと思います!
これから在宅ライターを目指そうと思ってる方は、あくまで一例ではありますが参考にしてみてください。
在宅ライターの文字単価相場はあくまで目安です。
ここで紹介されている内容が全てではありませんので、ぜひ様々な案件をもとに比較してみてください。
WEBライターの文字単価はいくらが相場なの?
WEBライターの文字単価は、案件と個人のスキルによって大きく異なるため、1文字1円以下の人がいれば、1文字10円以上と高額になる場合もあります。
誰でも書ける記事や著名性のない記事は安く叩かれる傾向があり、内容が専門的だったり著者が有名であれば記事単価は一気に跳ね上がります。
補足ですが、この記事で紹介している案件はすべてWEB媒体向けの記事という前提で紹介しています。雑誌や書籍などへの寄稿はまた趣旨が違いますのであしからず。
1文字=0.2円〜0.25円前後
1文字0.2円〜0.25円前後は、主婦や学生などの素人・初心者を対象にした量産型の記事を依頼するときに多い文字単価になります。
在宅ライターとしては最低ランクの文字単価になりますが、記事の内容が簡単、場合によってはコピペでOKといったリテラシーの低い案件が目立つ傾向にあります。
とにかく下積み、小銭稼ぎがしたい方にはピッタリですが、あまり夢はなくジリ貧になるので1回経験したよ。ぐらいでこの価格帯からはサクッと抜け出した方が良いです。
在宅ライターからちょっと逸れますが、音声データからの文字起こし作業などはこの単価からスタートする場合も多いです。
1文字=0.5円前後
1文字0.2円とあまり差はないように思えますが、1文字0.5円は在宅ライターを募集しているサイトでよく見かける文字単価になります。sugiが高校生のときに在宅ライターをやっていた時の文字単価も0.5円でした。
基準としては、誤字脱字が極力ないこと、情報に間違いがないこと、第三者が読んで違和感のないレベルの日本語になっていれば、1文字0.5円の案件で喜ばれることが多く、質が高ければ継続も取りやすい価格帯になります。
1文字0.5円の仕事でクレームや修正依頼が来なくなったら単価アップの交渉がしやすくなります。逆にこの単価で文句を言われているレベルではまだまだなので抜本的なスキルアップが必要かと思います。
1文字=1円〜2円
おそらくWebライターの仕事で一番発注数が多いのが、文字単価1~2円の案件ではないかと思います。
スラスラ読める日本語の文章であることはもちろん、誤字脱字がなく、情報に間違いがないこと、さらにはある程度の専門性も求められてきます。個人的な感覚ですが、ようやく「まともな記事」が出来上がるのはこの価格帯からだと思っています。sugiが仕事がデキると判断した相手に執筆を継続的に発注する場合はだいたいこの価格帯からお願いしています。
この価格帯で満足して貰えてリピートの案件が貰えるようであれば、ライターとしての素質は十分にあると思います。文章が完璧だったとして、細かな言い回しやニュアンスについて修正・リクエストが増えてくるのもこの価格帯から。話し合いや内容の打ち合わせに慣れていけば、将来的な単価アップも期待できます!
単純計算ですが、1万文字書いたとして、1文字1円なら1万円、1文字2円から2万円の収入になりますから、Webライターとして毎月安定して稼ぎたい場合はこの価格帯の案件を複数取れることが1つの目安になってくるかと思います。
1文字=3円〜4円
1文字あたり3〜4円になれば初心者ライターは卒業という認識で良いのではないかと思います。
この文字単価になってくると、6,000文字で18,000円〜になるため、よほど資金に余裕のある会社か数字についてザルで相場を知らない会社が相手でなければまず案件は取れないです。
この文字単価になっても案件数自体は意外にも多くあります。しかし、要求されるクオリティが高いのでスピード感はもちろん、専門性やきめ細やかな対応が必要不可欠になってきます。
1文字3〜4円以上を目指すのであれば、過去に執筆した複数の実績、それによって生まれた効果など明確なものが必要になります。また仕事も自分から売り込みを行ったり営業活動を続けたり、継続で信頼関係を築いたうえで単価交渉を行いこの価格になるという努力が必要です。
1文字=5円前後
この辺りの単価まで来ると、一般的に応募している案件は限られてきます。
殆どは知り合いずての紹介案件であったり、執筆する内容が取材やインタビューといった内容がメインになるかではないでしょうか。またWEBライティングの報酬としては1文字5円前後が割と上限になると思います。この価格帯では、取材やインタビュー・実際に体験するといった行動を伴ったライティングの能力が必要になってきます。もちろん執筆外の費用は別枠ですよ。
記事の企画や構成を考えることは大前提、相手担当者との打ち合わせ、取材内容や記事公開後の最終的な目的まで明確にした上で書き上げるスタイルなので、向き不向きは結構別れてくるのではないかと思います。
本業のライターとしては文字単価は安い方ではありますが、副業で5円/1文字を実現できれば、6,000文字で3万円になるので収益性は◎。ただし求められるクオリティは高いです。
1文字=10円以上
sugiが知る限り、1文字10円以上の単価になってくると紙媒体の執筆もしくは本当にその人しか書けない著作物である必要があります。例としては小説家とか。実際に本を出している著者とか。
1文字10円以上の単価を目指すのであれば、24時間365日、文章を書くことに向き合う真剣さが必要になってくると思います。
sugiも1文字10円以上の案件で何度か書いたことがありますが、美味しい案件というよりはプレッシャーの大きい案件というのが正しかったりします。その分価格が高いってだけ。書いたこと・言ったことが取り消せない世界なので、間に編集部が入っても怖いですよね、、
過去に受注した案件の単価について
これまでsugiが過去に受注した金額ベースについてもちょっとだけ紹介してみたいと思います。
高校在学中の単価
高校生の時にやっていた案件では0.25円/1文字、0.5円/1文字の案件が多かったです。
いま思うと破格ではありますが、社会をよく知らない高校生の文章がお金になっていたこと自体驚きではあります。周囲がアルバイトをして毎月3〜6万円前後稼いでいるのに対して、sugiも同程度から2倍ぐらいは稼げていました。
この頃は質より量って感じで、とにかく書きまくって納品する、スピード重視で書いていました(笑)
当時はSEO向けに記事をひたすら量産すれば上位表示できるアルゴリズムだったこともあり、継続の案件が多かったのも嬉しかったですね。ブログで紹介した商品の購入資金、Macを買ったのも、10万円近い時計を買ったのも全部在宅ライターの利益からでした。
社会人1年目にやった案件の単価
その後は自分でブログを運営して、アフィリエイト収入を得ていたのでライターはしばらくお休みしていましたが、社会人になって3ヶ月で仕事を辞めてお金に困っていた時期に書いた案件では、1円/1文字が多かったです。
この頃は文章としての価値やクオリティがそれなりに身についた時期だったこともあり、継続や単価交渉はしやすかったです。とはいえ1円/1文字なので、よっぽど得意な案件のみを受注してスピード勝負で納品していた感じです。
直近では5円/1文字まで上げた
この記事を執筆している2022/03/08時点では、5円/1文字(最低金額)まで金額が上がりました(笑)
社会人として、個人事業主として経験と実績が増えてきたことが背景にあり、根拠と”それなりの”権威性が保たれることもあって、この単価になりました。
たまにトライアルで2円/1文字で執筆することもありますが、時間的に対応が厳しいので1文字5円以上が現在の相場になっています。直近だと1文字20円とかの案件で書いたこともあるため、割と上限のない世界だと思います。
まとめ
今回はWEBライター・在宅ライターの文字単価の相場について紹介してみました。
結局のところ、クオリティ・スピード・オリジナリティに尽きると思いますが、金額を抜きにして考えれば仕事の数はかなり多いです。あとは質の良い案件に出会い継続できるかが鍵になるため、本業でも副業でもライターはとして食べていきたいのであれば、日頃からのスキルアップが大切になってくると思います。
現実問題、1文字2〜5円前後の案件は経験と実績があれば獲得しやすいです。これらを継続で任せて貰えるクオリティまで持っていければ、月収20万円規模での独立はそう難しい話ではないと思います。
誰かの参考になれば嬉しいです!
では
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