こんにちは、本業ではフリーカメラマンとしても活動しているsugiです。
今回はタイトルにもあるとおり、SIGMA(シグマ)の100-400mm F5-6.3 DG DN OS(SONY Eマウント)を購入したので実写&使用感について詳しく紹介してみたいと思います!
レンズに詳しくない方のために説明すると、ざっくりこんなレンズです↓
❍ レンズのメーカーはSIGMA(シグマ)
❍ フルサイズに対応したSONY Eマウントレンズ
❍ 望遠レンズ
購入した経緯ときっかけ
このレンズを購入したきっかけは、SONY Eマウント/フルサイズ規格に全て統一するための買い替えです。
2014年(専門学校に入学した時)から、SONY α77(APS-C)を愛用しており「SIGMA 70-300mm」の望遠レンズを使っていましたが、仕事で使うのに限界が出てきた(そもそも出動頻度は低いけど)ので、思い切って買い換えることに。
映りはとても気に入っていたのですが、遠方での撮影にカメラ3台を持ち歩く手間があったり、2014年のカメラなので暗い場所でノイズが入りやすかったり、カメラ本体の方が経年劣化してきたことなどもあって、年内の大掃除で買い替えを決断しました。趣味ならこれで十分以上ですが、仕事だとクオリティ重視なので。。
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OSのスペック
今回購入したSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OSのスペックは以下のとおり↓
レンズ構成枚数 | 16群22枚 |
画角 | 24.4° – 6.2° |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
最小絞り | F22 – 29 |
最短撮影距離 | 1:4.1(400mm時) |
フィルターサイズ | φ67mm |
最大径 × 長さ | L マウント φ86.0mm × 197.2mm ソニー E マウント φ86.0mm × 199.2mm ※長さはレンズ先端からマウント面までの距離 |
重量 | L マウント 1,135g (PROTECTIVE COVER PT-31を含む) ソニー E マウント 1,140g (PROTECTIVE COVER PT-31を含む) |
気持ち的には白いGマスターレンズや、600mmまでの望遠レンズを購入したいところではあったのですが、機動性重視でこちらを選択。撮影する被写体は人や車がメインなので、これで十分といえば十分。なんなら100mm前後の単焦点レンズを買いたいというのが本音だったりもしますが、そこは実用性重視で100-400mm域で使える望遠レンズにした感じです。
フルサイズに対応したレンズ
このレンズは冒頭から紹介しているとおり、SONY Eマウント(フルサイズ/APS-C)に対応したレンズになります。SIGMA、CANON、NIKONマウントなども販売されていますが、SONYはミラーレス専用設計にするため、他メーカーのレンズより若干高くなっています。購入価格は約10万円でした。
パッケージと付属品
パッケージと付属品はこんな感じ。
SIGMAのパッケージは以前からこんな感じでシンプルです↓
大きさと重さは結構あります↓
SIGMAのラインナップのなかでも「Contemporary」↓
説明書、保証書など↓
レンズフード↓
フィルターサイズはφ67mmなので、届いたら直ぐに保護フィルターを装着することをおすすめします。望遠レンズは取り回しが大変なのでぶつけて壊れる前に装着するのが吉。
長い・デカい!でも普段使いできる!
外観はご覧のとおり、長い・デカいレンズです!
400mmにしてはコンパクトにまとまったレンズだと思いますが、ずっしり感はしっかりあります↓
レンズフードを付けて最大まで伸ばすとこんな感じ↓
iPhone 13と比べるとこのサイズ感↓
重量は1,140g
レンズの重量だけで1,140gあるので、結構ずっしり感があります。
使ってみた感じは手持ちでも十分イケますが、やっぱ重いってのが率直な感想ですね(笑)
600mmクラスの望遠レンズに比べたら軽くて取り回しはしやすいですが、取り回しや持ち運びは少し大変かも。
デザインはシンプルで当たり障りない感じ
レンズのデザインとしてはシンプルTHEベストって感じです。
ロック機構付き↓
望遠に回すのがいつも使ってるレンズと逆の反時計回り。
ちょっと慣れが必要かも↓
側面ボタンはこちら。
フォーカス切り替え、フォーカスレンジリミッター、AFL、手ブレ補正モードとなっています↓
ボディ側にある100-400のゴム部分が早々に劣化しそうな感じなのが少し不安ですが、それ以外に気になる点はとくに無いですね。
画質は実用レベルで問題なし
画質については、SONY α7RⅢで使うこともあり必要十分な解像度が得られると思います。テレコンとか付けると画質が一気に落ちることは間違いないですが、通常使用で100-400mmで使うには実用レベルで問題はなさそうです。
ほかのレビューを読んだり自分で撮影してみたのですが、画質については現状不満はないです!
9枚羽根の円形絞りを採用
9枚羽根の円形絞りが採用されているので、開放付近で円形のボケを楽しむことができます。
とはいえF値が通しではないので、大きな玉ボケを狙うのは厳しそうですが。。
フレア、ゴーストに配慮した設計
フレアやゴースト対策は徹底して行われているそうです。
実際に逆光撮影も試してみましたが、比較的扱いやすいと感じました。
テレコンバーターも使える!
さらに別売でテレコンバーター(テレコン)の装着も可能です。装着すると800mm相当の望遠レンズとして使うことができるので、撮影の可能性は大きく広がりますが、仕事でテレコンを使うシーンはほぼ無さそうなので一旦は保留にしました(笑)
SIGMA 100-400mmのライバルレンズ
ちなみに、今回紹介しているSIGMA 100-400mmの望遠レンズのライバル(よく比較されるレンズ)は以下のものがあると思います。単純にSIGMAのレンズが好きだったので選んだ訳ですが、選択肢としては無いようで意外とバリエーションがあります。
タムロン 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD
某雑誌に掲載されていたのでめちゃくちゃ気になったレンズです。
500mmまで使わないので辞めたけどやっぱり魅力的な1本だなと思います↓
タムロン 100-400mm F/4.5-6.3
タムロンの望遠レンズは評判が良いのでかなり気になっていました。
価格重視で右に出るレンズはないと思います↓
Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM
Canonユーザーなら検討したい純正レンズ。
ノーマークだったので詳細は分かりませんが、満足度の高いレンズだと思います↓
SIGMA 150-600mm F5-6.3
600mmとか絶対に使わないけど面白そうだから途中まで買いかけて諦めたレンズ↓
NIKKOR Z 100-400mm
ニコンマウントがあったら買いたい純正レンズ↓
SONY SEL100400GM
金があれば買いたかったGマスターレンズ↓
SONY SEL200600G
デカすぎ&高すぎで購入を諦めたレンズ↓
SONY SEL70350G
一応フルサイズでも使えるので購入を考えたけど辞めたレンズ↓
って感じです(笑)
ほかにも色々な望遠レンズがありますが、価格comで売れ筋のランキング上位になっているのはこの辺りかと思います。
100-400mmという画角の使い勝手
実際に作例を色々と撮影してみました。
撮影はSONY α7RⅢ(フルサイズ/高解像度モデル)です。
100mm
まずは100mmだとこんな感じ。
これでも結構車から離れて撮影していますが、広角レンズと比べて背景がぎゅっと凝縮された感じがあります↓
200mm
200mmだとこんな感じ。
撮影位置は変えずにそのまま撮影しています。背景はともかく、どこぞの壁紙にありそうな雰囲気と背景の凝縮感があります。sugiが以前持っていたSIGMAの望遠レンズではだいたいこのぐらいの画角で撮影していました↓
300mm
300mmになるとこんな感じ。
かなり圧縮されているのが分かると思います。画面内に余白を残したいならもっと離れて撮る必要があるため、フルサイズ換算で250mmを超えてくると使い所を考えて撮る練習をしないと少し厳しいかも↓
400mm
そしてMAX400mmがこちら。
背景やロケーションありきですが、400mmまで寄れるレンズを1本は持っておきたいところですね↓
実写レビュー
ここからは実際に撮影した写真を紹介していきます。
バリエーションを増やすため、ジャンル不問で色々撮ってみました。
ちなみに撮影に使用したカメラはSONY α7RⅢになります↓
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まとめ
今回はSIGMAの100-400mmの超望遠レンズを購入したので実際に使ってみての感想をレビューしてみました。
仕事でも実用レベルで使える画質(環境や被写体によるけど)だと思うので、リクエストや望遠が必要なシーンがあれば積極的に使っていきたいレンズだと思います。
sugiが持ってるレンズは16mmの広角から400mmまで揃えたので、一般的な撮影であれば問題なくこなせるようになりました!
望遠レンズは使い所が少ないですが、撮影シーンなどによって敢えて望遠で撮るシーンもあるため、遠くの被写体を撮りたいという目的だけでなく、圧縮効果や表現の1つとして敢えて望遠レンズを取り入れるのもおすすめです。
SIGMAは期待通りのレンズだったので、これからバリバリ使っていきたいと思います!
では
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