みなさんこんにちは(・∀・)
今日は地震の前兆に発生する「地震雲」について紹介したいと思います。

sugiはカメラとクルマが趣味なので、日本各地・海外で写真を撮りまくっていますが、過去に何度か「地震雲」を目撃しています。
100%の確信はないものの、見ていて「どこか怪しげな雲」「不気味な雲」だったりすると地震雲である確率が高いようです。Twitterなどで「#地震雲」と検索して同様目撃情報があった場合、数日もしくは数週間後に大小の地震が発生することが多々あります。
今回はそんな「地震雲」が発生するメカニズムから、地震雲の名前・種類や特徴をまとめて紹介したいと思います。

昨日みた曇って、もしかして地震雲なの!?
って気になっている方は必見です。
目次
- 1 そもそも「地震雲」とは?
- 2 「地震雲」が発生するしくみ メカニズム
- 3 地震雲の種類はたくさんある
- 4 「レンズ雲(UFO雲・つるし雲)」目撃の1週間以内に震度5の地震が発生
- 5 「断層形地震雲」目撃から2〜3日前後に大きな地震が発生する確率が高い
- 6 「肋骨状形地震雲」実は危険!? 目撃から24時間以内に地震が発生する確率が高い!
- 7 「弓状形地震雲」目撃から2~3日前後で地震が発生する確率が高い
- 8 「波紋形地震雲」水面の模様みたいな地震雲!よく見かける地震雲
- 9 「帯状形地震雲」長い帯状で目撃情報の多い地震雲
- 10 「稲穂形地震雲」目撃から2日以内に地震が発生する確率が高い!
- 11 「放射状形地震雲」目撃から3〜4日前後に地震が発生する確率が高い!
- 12 「竜巻形地震雲」目撃から8日前後に地震が起こる確率が高い!
- 13 「鞘豆形地震雲」目撃から3〜4日前後に地震が起こる確率が高い!
- 14 「うろこ雲」は地震雲ではない!? 雨を予測する雲だった
- 15 3.11東日本大震災の発生前にも「地震雲」が目撃されていた!?
- 16 熊本地震発生前にも「地震雲」が目撃されていた!?
- 17 日本は「地震」が多いから備えは万全に
- 18 まとめ
そもそも「地震雲」とは?
地震雲とは、これから地震が発生する前兆として現れる特徴ある雲のことで、あまり見慣れない形状・不気味な形をした雲であることが特徴です。
形が独特で不気味なこともあり、ネット上には地震雲の目撃情報は数多く寄せられています。

ただし、「地震雲」はまだまだ研究途上の段階で地震雲が出たから必ず地震が起こる訳ではありません。
「地震雲」が発生するしくみ メカニズム
「地震雲」が発生するしくみについてですが、そもそも「地震」はプレートの歪みによって起こります。歪んだプレートは元の形に戻ろうとする働きがあり、その働きが地震のメカニズムと小中学校の理科で習った(はず)です。
地震雲が発生する要因はプレートが元の形に戻ろうとした時に発生する「電磁波」だと言われています。そのときに発生する「電磁波」が雲に影響を与えるというのが地震雲発生のメカニズムだとされています。
地震雲の種類はたくさんある
地震雲の種類はたくさんありますので、今回はその中でも有名なものを紹介していきます。
「レンズ雲(UFO雲・つるし雲)」目撃の1週間以内に震度5の地震が発生
通称「レンズ雲」、または「UFO雲・つるし雲」などと呼ばれている地震雲です。

カメラのレンズやUFOと形が似ていることからそう呼ばれています。
レンズ雲の目撃があってから1週間以内に震度5の地震が発生した事例もある地震雲です。
2019年5月9日に「レンズ雲」を山形で目撃
sugiの友人からLINEで「レンズ雲」の写真が送られてきたのでこちらも紹介しておきます。送られてきたのは2019年5月9日。山形市内で目撃されました。

「断層形地震雲」目撃から2〜3日前後に大きな地震が発生する確率が高い
「断層形地震雲」は、空を2分割するように分かれた形状の地震雲です。
この地震雲が目撃されてから2〜3日前後に大きな地震が発生する確率が高いと言われています。
❍ 北海道釧路沖地震
「肋骨状形地震雲」実は危険!? 目撃から24時間以内に地震が発生する確率が高い!
動物や人間の「肋骨(ろっこつ)」に形が似ていることから「肋骨状形地震雲」と呼ばれている地震雲です。
「肋骨状形地震雲」は地震雲の中でも危険度が高く、目撃から24時間以内に地震が発生する確率が高いと言われています。また、雨の前兆である場合もあるようです。
❍ 福岡県西方沖地震
「弓状形地震雲」目撃から2~3日前後で地震が発生する確率が高い
「弓状形地震雲」は、弓の形に似ていることから名付けられた地震雲です。

目撃されてから2〜3日以内に地震が発生する確率が高いと言われています。色の濃度と長さで地震の規模が変わるようです。
「波紋形地震雲」水面の模様みたいな地震雲!よく見かける地震雲
「波紋形地震雲」は、まるで水面のような波文様が特徴の地震雲です。雲が長く、色が濃いほど地震が大きいと言われています。頻繁に目撃されることが多く、見間違いも多い地震雲の1つです。
❍ 新潟県中越地震
「帯状形地震雲」長い帯状で目撃情報の多い地震雲
「帯状形地震雲」は、長い帯状の地震雲です。
雲の長さが長いほど地震発生までの期間が短いのが特徴。

この地震雲も頻繁に目撃されることがあるので、この雲を見かけたら要注意です。
❍ 熊本地震
❍ スマトラ島沖地震
「稲穂形地震雲」目撃から2日以内に地震が発生する確率が高い!
「稲穂形地震雲」は、稲穂のような形をしている地震雲です。
目撃してから2日以内に地震が起こる確率が高い雲です。
もう1つ特徴として、風向きとは関係なく震源地の方向に移動してく傾向があるようです。
「放射状形地震雲」目撃から3〜4日前後に地震が発生する確率が高い!
「放射状形地震雲」は、震源地の方向から放射状に雲が伸びている地震雲です。
目撃してから3〜4日前後に地震が起こる確率が高い雲です。
「竜巻形地震雲」目撃から8日前後に地震が起こる確率が高い!
「竜巻形状地震雲」は、竜巻のような形をした地震雲です。
目撃してから8日前後に地震が起こる確率が高い雲です。目撃された付近で地震が発生しやすく、垂直であればあるほど震源地が近いと言われています。
また、飛行機雲と違い消えづらく形が変わりにくい特徴があります。
❍ 阪神淡路大震災
「竜巻型地震雲」を東京都足立区で目撃
2019年6月18日に東京都足立区で「竜巻型地震雲」を目撃しました。詳細はTwitterでも紹介しているのですが、目撃したその日の夜に新潟山形地震が発生しました。関係性があるかは不明ですが、目撃例として紹介しておきます。
「鞘豆形地震雲」目撃から3〜4日前後に地震が起こる確率が高い!
「鞘豆形地震雲」は、さや豆や枝豆のような形をした地震雲です。
目撃してから3〜4日前後に地震が起こる確率が高い雲です。雲が大きいほど地震の規模も大きくなると言われています。
「うろこ雲」は地震雲ではない!? 雨を予測する雲だった
よく「地震雲」と間違えられるのが「うろこ雲」ではないでしょうか。
「うろこ雲」は地震雲ではなく、雨を予測する雲です。

見分けるポイントがあるので、機会があればぜひ注意して見てみてください。
❍ うろこ雲の方が薄い。地震雲は厚い
❍ うろこ雲は高いところにできる。地震雲は低い場所にできる
3.11東日本大震災の発生前にも「地震雲」が目撃されていた!?
YouTubeで調べると、3.11東日本大震災の発生前に幾つか「地震雲」が目撃されていたようです。
熊本地震発生前にも「地震雲」が目撃されていた!?
また、熊本地震発生前にも幾つか「地震雲」が目撃されていたようです。
日本は「地震」が多いから備えは万全に
日本は地震が多い国ですので、万一に備えて地震対策はしておきたいものです。
私は心配性なので、クルマに一通りの防災グッズを積んでいます。水と食料と着替えとか。
科学の進歩で、今後何年以内に地震が発生する確率や場所(首都直下型・南海トラフなど)まで言われています。
考えたくはありませんが、万一の備えておくことが大事だと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は地震雲についてまとめてみました。
地震雲は種類も形も様々な種類があります。
気になった方はぜひ空を見上げてみてください。
では