こんにちは、7年落ちのBMW 320iに乗っているブロガーsugiです。
今回はタイトルにもあるとおり「AT(オートマ)学習機能のリセット」に挑戦してみたので、備忘録的に記事にまとめて紹介したいと思います!
シフトショック・突き上げ・ノッキングなどの症状が発生して困っている方・ATF交換まで検討中の方はぜひ交換前に試してみてはいかがでしょうか。
コメントいただきまして情報修正します。
「AT学習機能のリセット」はコンピューターから行う必要があるようです(自分の3シリーズでは未検証)。こちらで紹介していた内容は正しくは「アクセルレスポンスをリセットする方法」になります。 手順や方法は同じです。
症状が軽い場合には有効なようで、このページで解説したとおりシフトショックの改善やノッキング改善がありました。sugiも実際に効果を体感しています。しかし、数週間で元に戻ったり、変化が見られない場合はAT学習のリセットを行う必要があるようです。
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シフトショック・突き上げ・ノッキングなどの症状が頻発していた
実は納車直後からシフトショック・突き上げ・ノッキングなどの症状があって気になっていました。
年式の割に走行距離が短い車だったので、しばらく走って様子を見ていたのですが、5月から6月ごろにかけて、だんだんショックが大きく頻発するようになってきたので、症状例と解決方法を調べてみました。
シフトショック・突き上げ・ノッキングなどの症状を解消する方法は2つ
シフトショック・突き上げ・ノッキングなどの症状を解消する方法は大きく2つあります。それぞれ詳しく解説していきます。
ATF(オートマオイル)を交換する方法
ATFとは「オートマオイル」のことで、動力の伝達・シフト制御・部品の潤滑・冷却・洗浄などの目的で使われる、車を走らせる上で欠かせないオイルです。ちなみに5千キロごとに交換する「エンジンオイル」とは別物です。
そんなATFを交換するとシフト変速時のシフトショック・ノッキング・突き上げなどが解消される場合があります。しかし、このATF交換はやや厄介な代物です。
「ATF交換」は車種や車両状態によって判断が異なる
「ATF交換」は車種や車両状態によって、そもそも交換が必要である・必要ないと定義されている場合があり、整備工場やメカニックの見解によっても判断が分かれるようです。「ATF交換したらミッションが壊れた」「不具合が起きた」という事例もあるようで、一概に交換すればOKというパーツでないのは確かです。
たしかに、10年ぐらい前の車であれば、2万〜3万キロ走行毎の交換が推奨されていたようですが、最近の車はATFオイルの交換が必要ない設計になっている場合があるようです。
sugiが調べた限りでは、F30型のBMWもATF交換は必要ないようで、ディーラーに整備を依頼すると工賃を含め10万円を大きく超える見積もりが提示されているようです。。
それでも「ATF交換」を試してみたい方は近所にある整備工場のなかからATF交換の経験があるお店を探して相談してみると良いかと思います。
「AT(オートマ)学習機能」をリセットする方法
もう1つは「AT(オートマ)学習機能」をリセットする方法。
sugiもつい最近知ったことなのですが、BMWはユーザーの使用状況(アクセルワーク)を学習していきアクセルワークを最適化する学習機能が搭載されているんですね。
このAT(オートマ)学習をしている最中に、渋滞続きのノロノロ運転を続けたり、スポーツ走行など極端に偏った運転を続けていたり、オーナーが変わったりすると、シフトアップ・シフトダウンがうまくいかず、シフトショックや突き上げといった症状が発生することがあるようです。
「AT(オートマ)学習機能」をリセットしてみた!リセット方法はこちら
というわけで「AT(オートマ)学習機能」のリセットを実際にやってみました!リセット方法は以下のとおり。
① スタートボタンを押して「イグニッション ON」にする
※エンジンはかけない
② アクセルを一番奥まで踏み、そのまま30秒間待つ
※ターボスイッチがあればそこまで踏み込む
③ スタートボタンを押して「イグニッションOFF」にする
※この時点で足を離してOK
④ このまま約3分待つ。3分後にエンジンを掛ければ症状が解消しているはず!
昔のゲーム機のチートコードを入力するようなやり方なので「本当にこれで大丈夫なのかよ..」って不安になりますが、大丈夫です。sugiの環境では目に見えて改善がありました!
「AT(オートマ)学習機能」をリセット後の変化
結論から言うと「AT(オートマ)学習機能」をリセットしたのは大正解でした。
シフトショックやノッキングは嘘のように解消され、とても滑らかに走るようになりました!! 3速より上のギアはもともと問題なくスムーズに動いており、1,2速の低速ギアでの動きがとても良くなりました!
「AT(オートマ)学習機能」をリセットしてから500kmほど走りましたが、いまのところ快調で問題もありませんでした。
余談ですが、ちょうど車検のタイミングも重なり、正規ディーラーに持ち込みで車検をお願いしましたが、問題なく通過しました。
ディーラーでも「AT(オートマ)学習機能」のリセットをお願いできる
余談ですが、上記の手順でリセットして改善されたケースもあれば、全然変わらない場合もあるようです。。
作業に不安がある・自分でやってみたけど目立った改善がない場合は、ディーラーや整備工場に相談してみてください。
sugiは相談したことがないので分かりませんが、ネット上の記事では、ディーラーで「AT(オートマ)学習機能」のリセットをやってもらったオーナーさんもいるようです。費用についても不明ですが、お困りの方は相談してみると良いかもしれないですね。
「AT(オートマ)学習機能」のリセット後の燃費変化はない
気になる方もいると思うので紹介しておくと、「AT(オートマ)学習機能」のリセット前後で燃費変化はありません。
まあ、厳密に言えば燃費は落ちていますが、このところの暑さでエアコンを多用したのとアイドリングストップの設定にしていたのが原因ですので、これを前提に考えると大きな変化はありません。
BMW 320i スポーツの燃費記録は「みんカラ」に記録していますので、燃費が気になる方は参考にしてみてください↓
【動画はこちら】「AT(オートマ)学習機能」のリセット方法
SUGI MAGのYouTubeチャンネルでも「AT(オートマ)学習機能」のリセット方法を紹介しています。分かりにくいですが、タコメーターの動きも紹介しているのでぜひチェックしてみてください↓
まとめ
納車してから半年ほど気になっていた、シフトショック・突き上げ・ノッキングが解消されたことで、別の車のように滑らかに走るようになったので大満足です!
BMWだけでなく輸入車全般は、不具合や故障が多いという噂を聞いてビビりながら購入した訳ですが、不具合や気になる点があっても、自分で修理できたり高額な修理代が掛かっている訳でもないので、20代のsugiでも”まだ”維持はできています。
BMWに乗っている方でシフトショックが気になっている方はご参考までに。
では
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