みなさん、こんばんは(・∀・)
前からやろうやろうと思っていたスイフトのスピーカー交換とデッドニング作業を先週末にやってみたので、今回はその方法を紹介したいと思います。

個人的には今のスイフト(21年式/ZC11S型)の純正カースピーカーでも十分音は良いと思っていたのですが…
仕事で回送や引き取りなどでもっと良い車に乗る機会が増えたせいでスピーカー周りやロードノイズなどが結構気になるようになってしまいました…
本当であればスピーカーなんて交換してないで貯金をすべきなのは百も承知なのですが、欲望に負けてしまいましたw
なのでせめても安く上げようと予算2万円でスピーカー交換はもちろん、デッドニング作業もコミコミでDIYしてみようと思います!!
私の初任給がさっそくスイフトに消えていきますww
まず、今回やる作業について。
・ドアを外す
・スピーカーを交換する
・デッドニングをする
・ドアの隙間に吸音材を入れる(静音化)
ってな感じでやっていきます!
目次
- 1 スピーカー交換とデッドニングは本当にやる必要があるの?
- 2 デッドニングの効果は!? デッドニングをやる理由
- 3 デッドニングとスピーカー交換をするのに必要なパーツを準備する。
- 4 おすすめのカースピーカーは??
- 5 別売のインナーバッフルがあった方が音質は向上する。
- 6 エーモン 内張り剥がし
- 7 激安デッドニングに最適なアルミテープ
- 8 電動ドリル
- 9 スピーカーの下に敷くウレタンマット
- 10 スイフトのドアを外す方法
- 11 スピーカーの交換方法 (インチアップする場合)
- 12 スイフトのドアをついでに静音化してみた。
- 13 デッドニングを自分でやってみた −スイフト施工例−
- 14 デッドニングとカースピーカーを交換した効果と感想
スピーカー交換とデッドニングは本当にやる必要があるの?
スピーカー交換とデッドニングを計画されている方、ちょっと待って下さい。
あなたは本当にカースピーカーを交換する必要があるのか。
スピーカー交換やデッドニングをしなくても音質がよくなることがありますのでその方法を最初に3つ紹介します。
それでも音質に満足出来ない方は以下の記事を読んでスピーカー交換とデッドニングを検討してみて下さい。
いま付いているオーディオデッキ・カーナビはそれで大丈夫?

いまあなたのクルマに付いているオーディオデッキは新しいですか?
まさかカセットテープとか付いていませんよね?
私がスイフトを納車した時にはカセットテープデッキが付いていました。
こんな感じで、極端に古いオーディオデッキが付いていたり、10年以上前のカーナビ、純正の一体型オーディオになっている方はスピーカー交換とかデッドニングとか言う前に、オーディオデッキ交換かカーナビ交換から着手する必要があります。
ぶっちゃけ、スピーカーだけ交換してもオーディオデッキやカーナビ本体を替えないと、音質は向上しません。
要するに出力側の問題ですので、一度見直し確認してみましょう。
過去記事:オーディオデッキ交換はこちら↓
過去記事:カーナビ取り付けはこちら↓
おすすめのカーナビ/カーオーディオ
イコライザー機能で音が変わる。驚きの音質アップ術
私が使っているPioneerのカーナビには『イコライザー機能』というものがあります。
このイコライザー機能を使うと音質が劇的に良くなることがあります。
私の初期設定(フラット)からあれこれ弄っています。

イコライザー機能は大抵のカーナビ・カーオーディオに付いている機能ですので説明書などを読んで一度試して欲しい機能です。
費用0で音質が変わります。
ただ、音量を大きくして再生した時に音が割れたりとかは、スピーカーの性能になってくるので爆音で聞きたい方や低音・高音域の音をさらにクリアに聞きたい方はスピーカー交換をすると効果が実感しやすいと思います。
イコライザー機能は再生する曲のジャンルや人の耳によって好みが別れるので別記事で詳しく書きたいと思います。
※補足 最適なイコライザーポジションが見つかったら中心線より下になるように調整すると音割れが防げるのでおすすめ!とアドバイス頂きました!皆さんもお試しあれ!
FMトランスミッター Bluetoothレシーバーを変えるだけでも音質は改善される。
いま使っているのがシガーソケットのFMトランスミッター Bluetoothレシーバーの場合。
もしかして安いの使っていませんか?
FMトランスミッター Bluetoothレシーバー自体が安い作りのものだと音質が悪くなることがあります。
オーディオデッキ・カーナビが比較的新しいのに音質が良くないのはそれが原因かもしれません。
気になったら友人から違う機種を借りて試してみたり、もう1つ買って試してみるのもアリだと思います。
と、ここまでやっても改善されない・さらに高音質を目指したい方はスピーカー交換をおすすめします。
デッドニングの効果は!? デッドニングをやる理由
まずは『デッドニング』について説明したいと思います。

デッドニングとはビビリ音を無くしたり、スピーカーの音がさらにはっきり聞こえるようにするための作業のことです。
デッドニングをやる大きな理由は『音質向上』です。
デッドニングの施行がされたクルマとされてないクルマでは大きな差があります。
なのでスピーカー交換をするのであればデッドニングも一緒にやるべき。というのが私の考えです。
最近ではスピーカー交換とデッドニングを代行する専門の業者まで居るぐらいなので、それだけの需要と関心があるのでしょう。
私もデッドニングを最初はバカにしていましたが、一度デッドニングをやってみるとその差は歴然。
デッドニングの効果はかなり大きいので、スピーカー交換を検討している方は合わせて検討してみると良いでしょう。
この記事でもデッドニングの施工事例を紹介します。
デッドニングとスピーカー交換をするのに必要なパーツを準備する。
まずは道具を一通り準備したいと思います。
必要に応じて道具を各自準備して下さい。
おすすめのカースピーカーは??
まずは交換するカースピーカーを決めたいと思います。
Amazonで売られているカースピーカーでおすすめを幾つかまとめました。
おすすめカースピーカーその1『ケンウッド(KENWOOD) 17cmカスタムフィットスピーカー KFC-RS173』
Amazonベストセラー1位になっているカースピーカーです。
リーズナブルな価格に対して音質への満足度(レビュー評価)が高いですので、スピーカー交換を初めてやってみる方の入門用としても良いかもしれません。
ケンウッドのオーディオデッキを使っている方はケンウッドで統一するのも良いと思います。
おすすめカースピーカーその2『カロッツェリア(パイオニア) 17cm 2ウェイスピーカー TS-F1730』
音に定評があるパイオニア carrozzeriaのスピーカーになります。
コスパが良い・効果が実感しやすいスピーカーとして人気があります。
おすすめカースピーカーその3『ケンウッド(KENWOOD) 17cmセパレートカスタムフィット・スピーカー KFC-XS1703』
ケンウッドから出ているハイレゾ音源対応のスピーカーです。
ケンウッドからは、ハイレゾ音源対応のカーオーディオデッキやカーナビが出ているのでそれに合わせて買うのも良いと思います。
と、いうかハイレゾ音源にせっかく対応しているデッキを持っているのであればスピーカーは絶対に替えたいところです。
その中で今回私が購入したスピーカーはこちら
Pioneer カロッツェリアのスピーカー <carrozzeria TS-F1720>

音楽といったらPioneer。
車の電装パーツと言えばカロッツェリア! …ですよね?(私感ですが)
150Wのカロッツェリアのスピーカーを購入。
スイフトの純正スピーカーサイズは16cmでしたが、今回はドリルで穴を開けて取り付けるので17cmのスピーカーを購入しました。
ちなみに今回はフロントスピーカー2つだけの交換になりますので後席分は買っていません。
また、今回は時間が無かったので店舗調達です!ちょっと高くつきましたね…(汗)
別売のインナーバッフルがあった方が音質は向上する。
インナーバッフルというものをご存知でしょうか。
純正のカースピーカーには付いていないのですが、社外のスピーカーを購入すると、スピーカーとクルマのドアとの間に挟むパーツが入っています。
これの名前がインナーバッフルです。
インナーバッフルは付属してくるので不要と考える方が多いです。
確かになくてもスピーカーの取り付け自体は可能ですが、より音を良くしたいと考えた時に『インナーバッフル』は非常に有効な手段であると言えます。
なので今回、私もアルパインの木製インナーバッフルを購入してみました。
ALPINE(アルパイン)音質向上 インナーバッフルボード <KTX-N171B>

エーモン 内張り剥がし
ドアを外すのには絶対に必要なのがインナーバッフルです。
ってかカーナビとか外すのにも本当は必要だったのですが、予算をケチって今まで買っていませんでした。
でも、ドアを外すとなるとクリップを外せないと作業が出来ませんので購入。
((300円ぐらいなんだからケチらず買っとけよーーーー(汗)))
激安デッドニングに最適なアルミテープ

本当はエーモン工業が出している「音楽計画」とかを利用するのが一番確実で簡単なのですが高いです。
今回は貧乏激安デッドニングがテーマなのでアルミテープを購入して代用することにしました。
音楽計画を買うお金がないけどデッドニングしたい方はアルミテープで代用するのがおすすめです。
ただし、アルミテープは側面が非常に鋭利なので取り扱い注意です!
私も人差し指をざっくり切ってしまいました。マジで注意してください!
手袋が必須です!
電動ドリル
その他の道具ということで、ドライバーと今回に限り電動ドリルが必要です。
ドライバーは普通に使うとして、電動ドリルはスピーカーのインチアップをする際に使います。
電動ドリルは家にあったのでタダです。
スピーカーの下に敷くウレタンマット

あとはウレタンボードの小さいやつ(ホームセンターとかで売っている)を準備しておきましょう。
ウレタンボードはスピーカーの下に取り付ける為に使用します。
デッドニングとスピーカー交換に使う道具に関してはこんな感じです。
では、早速施行していきたいと思います。
スイフトのドアを外す方法
さて、まずはスイフトのドアを外します。
最初にドアの周りを見るとクリップで留まっている箇所が複数あると思います。
まずはそのクリップを外しましょう。
クリップの外し方は、細いドライバーなどで中心の丸い部分を押し込んでやると少し浮き上がってくるので、そこに今回購入した内張り剥がしを挟んで引っ張ります。そうすると簡単に取り外せます。
その次にドアのパワーウィンドウ周りとドアを開ける取っ手付近にプラスドライバーで留まっている箇所があるのでそれを外します。
あとはドアの隙間から内張り剥がしを突っ込んで手前に引っ張りドアを外します。
その次にドアを上に引っ張るとドアを外せます。
ドアを外すとこんな感じ↓
よくモータースポーツとかで出てくる配線丸出しの状態にしてください。

で、外したドアはその辺に立てかけておきましょう。↓
ここで注意なのですが、スイフトの場合はミラーを取り外す箇所と一緒にスピーカーがつています。
これはドアを外す前に取っちゃって下さい。
配線を切らないように注意します。

作業に夢中で撮るのを忘れてしまったのですが、元々はここに雨水を遮断するための簡単なビニールが貼られていました↓

今回は邪魔になるのでそれを全て剥がします。
ちなみにこのベタベタする奴はガムテープを使うと綺麗に剥がせるらしいです。
どこかのユーチューバーさんがやっていました。
今回は時間ないので簡単にだけ剥がしてスルーします。
今度時間がある時にゆっくり剥がすので今回は手抜きします。
ビニールと純正スピーカーを外すとスカスカになりました。
何度もしつこいですが断線だけは注意してくださいね。
スピーカーの交換方法 (インチアップする場合)
今回はスピーカーをインチアップする為、電動ドリルでスイフトのスピーカー周りに新たに穴を開けなくてはなりません。
元々はこんな感じですが↓

新たにドリルで穴を追加しました↓

勢い付きすぎて2枚貫通しないようにだけ注意しましょう。
※2017/02/05追記
カースピーカーを取り付けるために穴を開けた場合には、必要に応じて防錆処理をしておくことをおすすめします。
私は防錆処理を飛ばしてしまいましたが、コメント頂きましたので追記です。
穴が開いたら純正スピーカーを取り外して今回購入した新しいスピーカーと交換します。
配線は説明書を読めば出来ると思うので飛ばします。
また、先ほど紹介したウレタンボードはスピーカーの後方に配置しておきます↓

そしたらアルパインのインナーバッフルを固定してその上にカロッツェリアのスピーカーを設置します。
これでスピーカー交換までは完了になります。
意外と簡単でした。

スイフトのドアをついでに静音化してみた。
余談ですが、スピーカーを取り付けている間にドアの隙間に吸音材を入れてみました。

そうです。
かなり適当です。
でもこれが意外と効果あったりするんですよね。
両側にびっしりと敷き詰めます。
と言っても限度があるのでそこそこにですがww

この時、パワーウィンドウ作動の邪魔にならないように注意して下さい。
デッドニングを自分でやってみた −スイフト施工例−
スピーカーの交換が終わったところで、今回の目玉でもあるデッドニングの施行をやっていきたいと思います。

何度も言いますが、デッドニングはやるのとやらないのでは全く別物になりますので本当にやった方が良いです。
純正の安いスピーカーでもデッドニングするだけで音が変わりますので、デッドニングは音質を良くする一番の近道であると思います。
今回私もやって初めて実感できましたが、デッドニングは本当におすすめです。
スピーカー交換しなくてもデッドニングだけでもやる価値ありです。
本来であればエーモン工業のデッドニングキットを使いたいのですが…
私はアルミテープ貼りまくって我慢しました。
出来ることなら皆さんはデッドニングキットを買うことをおすすめします。
それが一番確実で間違いないので。
何度もしつこいですがアルミテープはマジで手を切ってしまうので(実際ざっくり切った)取り扱い注意です!
純正のビニールを剥がして、その上からアルミテープを貼っていくだけです。
この時に隙間が出来ないように注意して貼っていきます。
2重3重に重ねて貼ってやると良いかもしれません。
これが↓

こうなります↓




要するに穴を塞いだだけ。
これだけで本当に変わるのか疑問ですよね?
でも本当に変わるんです。マジで。
少々雑で手抜きでもありますが今回やったデッドニングに掛かった費用はたったの500円弱でした。
激安です。
スピーカー交換とデッドニング作業が終わったら一度スピーカーから音が出るのか確認しておきます。
音が出れば配線は間違ってないということですので、ドアを戻します。
この時にパワーウィンドウの配線などを忘れないようにちゃんと確認しましょう。
ドアを戻す方法は取り外した時の手順の逆でやればOKです。
デッドニングとカースピーカーを交換した効果と感想

今回はデッドニングとスピーカー交換をDIYしてみた訳ですが、結果から言えば大成功です。
音が全く別物になりました!さすがカロッツェリアのスピーカーです!!
デッドニングに関してもネットで言われていたレビューの通りの結果になったので大満足でした。
一方スピーカーは高音域が綺麗に出るようになりました。
純正のスピーカーではちょっとした高音であっても音割れなどが起きていたのですが、それが全くなくなりました。
低音の方も安定して出てくれているので大満足。
あとはカーナビに付いているイコライザーの機能を活用すれば(※カロッツェリア系のオーディオはイコライザー機能が秀逸)さらに良い音が出ると思います。
これはドライブが楽しくなること間違いないです。
今回はスピーカー交換とデッドニング施行を行いましたが、トータルで2万円かかっていないです。
もしもスピーカー交換とデッドニング施行を業者に頼んだら工賃が3万前後とられるのでその思いをしたら激安ですね。
車いじりってこんなに楽しいのか〜。
って実感した休日でした。
目に見えた違いがあるとやりがいありますよね。
みなさんもスピーカー交換とデッドニングはおすすめですので是非トライしてみてください。
では。
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