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【保存版】BMW 3シリーズ(F30)をユーザー車検に通してみた! 費用や用意するもの まとめ

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こんにちは、BMW 3シリーズ(F30)オーナーのsugiです。

今回はタイトルにもあるとおり、愛車のBMWのユーザー車検にチャレンジしてみたので方法や掛かった費用・注意点などをまとめて紹介してみたいと思います。BMWの維持費を安くしたい方は一例としてご参考までに。

【愛車紹介】この記事で登場するBMW 3シリーズ(F30)について

この記事で登場するBMW 3シリーズ(F30)の車両情報はこちらになります。

この記事で登場する車両情報

❍ 車種/グレード:BMW 320i スポーツ(Mスポじゃないよ)
❍ 年式:平成24年式(2012年モデル / F30)
❍ BMW認定中古ディーラー車で購入
❍ 走行距離:54,000km(車検時)
❍ 事故/修復歴:なし

前提として、走行距離や使用環境によって車のコンディションは変わってきますので、sugiと同じような3シリーズであっても車検・整備費用に差が生じることがあります。輸入車は交換パーツが多いのも特長の1つですので、詳しくは正規ディーラーや街中の整備工場へ相談してみてください。

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この記事を読むにあたっての注意点

この記事では、外車・輸入車・BMWの維持費は高い!という常識を覆すべく維持費を削減するためDIYや”あの手””この手”で維持費を安くしていますが、大前提として「安全第一」を心がけています。ただケチるだけならもっと安くできますが、しっかり安全を確保したうえで維持費が少しでも安くなるようにチャレンジしています。

前回の車検はディーラーで受けた

ちなみに、2年前の車検はBMW正規ディーラーにお願いして受けました。

人生初の輸入車ということもあり、ディーラーにお任せして14万円ほど掛かりました。納車して数カ月後に車検だったので保証期間内ということもあり安心・最安値でお願いできました。

その時の記事はこちら↓

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今回はユーザー車検に挑戦してみた!

そして今回はいよいよユーザー車検にチャレンジしてみました!
とはいえ、前に乗っていたスイフトも一度ユーザー車検で通しているので、ユーザー車検自体はこれが2回目です(やったの5年前だからほぼ覚えてないけど)。

BMWを購入してから2回目の車検、乗り始めて4年目になるので、だいぶ癖や強み・弱みが分かってきたので、ユーザー車検で問題ないだろ。って感じです。もちろん、しっかり点検・整備済みです。

ディーラー車検と民間車検とユーザー車検の違い

まず、ディーラーで車検するのと民間車検とユーザー車検の違いを簡単に紹介したいと思います。それぞれのメリット・デメリットについて比較すると以下のような違いがあります。

ディーラー車検のメリット・デメリット

ディーラー車検はBMWなど正規ディーラーが行う車検です。メリットはディーラーならではの安心感があること、代車がある(一部ない場合もあるあけど)ことです。

一部ではディーラー車検は完璧ではないと言われたりしていますが、コンピュター診断やこれまで蓄積された故障や予備整備ができるのは大きな魅力ではないかと思います。万が一のトラブルにもしっかり対応してくれるので高いだけの価値はちゃんとあると思います。

また、輸入車や高級車の場合、ディーラーで車検を通すことで、しっかり履歴をが残るので買取査定時に「これはちゃんとメンテナンスされたディーラー車です」といった形で買取金額に影響することがあります。しかし、年数が経過した型落ち車や走行距離が多い車にはあまり関係ないです。

デメリットは金額が高い、代車がない場合がある、1週間程度車を預ける必要があるなどが挙げられます。個人的に金額より1週間車を預けるのが仕事の都合上、厳しかったのもユーザー車検を後押しした要因です。

民間車検のメリット・デメリット

民間車検は、街中にあるガソリンスタンドや車検のコバック、オートバックスなどのカー用品店に依頼できるタイプの車検になります。費用はディーラーよりも安いですが、点検・整備項目が簡略化されていたり、余計なオプションや経費が一切入っていないことが要因です(プランによる)。

メリットは金額が安いこと、最短1日で車検が終わること、代車の用意があるお店があること、民間車検の会社で金額を比較できる点などが挙げらます。デメリットは、最低限の整備・メンテンスで車検を通すので、日頃から消耗品の予備交換を検討しないと突発的に高い修理代を払うリスクが少なからずあることです。

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ユーザー車検のメリット・デメリット

ユーザー車検は、自分で検査場に車を持ち込んで車検を受ける方法です。

上記で紹介したなかで最安値であるることが最大のメリットであるほか、ディーラーでは1週間程度車を預ける必要がありますが、ユーザー車検は持ち込みタイプなので仕事で移動が多い方や1台しか車がない方にはメリットがあります。

ただしユーザー車検を受けるには、数週間前から事前予約が必要なほか、検査場まで行って車検する時間で半日や1日が潰れるのがデメリットです。また整備をしっかりしないと普通に危ないので、車について多少の知識が必要になるのもデメリットとして挙げられます。

実際にユーザー車検を受けてみた!

ここからは、実際にユーザー車検を受けるまでの手順を紹介していきます。

ユーザー車検の全体の流れはこんな感じ

ユーザー車検の全体の流れとしては以下のような感じになります。
それぞれ詳しく解説しますが、全体の流れは以下のとおり。

ユーザー車検の流れ

① ユーザー車検の予約を「自動車検査インターネット予約システム」で行う
② 予備検査場で検査(任意)
③ 運輸支局に行き用紙を記入、重量税を払う、申請書を記入、自賠責を更新
④ 車検の受付
⑤ 検査コースに並ぶ
⑥ ラインで各種検査を受ける
⑦ 問題なければ車検証が交付される
⑧ 車検書ステッカーを車体に貼り付けて完了!

【事前に用意】法定24ヶ月点検を受ける/自分で記入

事前準備では「法定24ヶ月点検」を受ける、もしくは自分で以下のような「分解整備記録簿(2年点検記録簿)」に車の状態を確認して記入していきます。

これがなくても車検自体を受けることはできますが、車検証に「点検記録簿なし」と記載されるほか、安全面に問題があること、そもそも法律で定められている(罰則ないけど)、必要な書類になります。

今回は法定点検として定められている箇所を自分で1つ1つ点検を行いました。車にある点検記録簿に直接書くか、ネットで法定24ヶ月点検のテンプレートが配布されているのでそれに記入すればOKです。

安全性を重視して整備済み

大前提として、BMWの維持費を安くする・日程調整が不要なためユーザー車検を選択しましたが、安全面については一切妥協するつもりはないので、DIYでもしっかりメンテナンスを行いました。

安いのは嬉しいですが、安全性は犠牲にできないですからね。不安な箇所は整備工場に持ち込んだ際に質問したり、オートバックスなどでパーツを購入した際についでに質問したり点検してもらっているので、よほど不意な故障でなければしばらくは安全に乗れるはず。

【余談】車検=車が壊れないではない

余談ですが、車検はあくまでも公道を走行するために安全面・環境面などの保安基準に適しているかを検査するためのものなので、「車検に通った=この車は壊われません!」ということではないです。

5年前に初めてユーザー車検した時の体験談

5年前にsugiはスイフトをユーザー車検に通したことがありました。当時は車検と法定24ヶ月点検がごっちゃになっており、同じ基準で当日確認されるものとばかり思いかなり緊張して臨んだところ、実際は全く違いました(笑)

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【事前に用意】自動車検査インターネット予約システムから予約する

ユーザー車検を行うには、「自動車検査インターネット予約システム」で事前に予約を行う必要があります。

混み合う時期だと2週間先まで埋まっていることもあるので、車検満了月の初め頃から用意できると融通が効くのでおすすめ。直前に焦って予約すると良いことないです。マジで。

【ユーザー車検当日】予備検査場で検査(任意)

ここらはユーザー車検の当日の流れです。

運輸支局の近隣にある「予備検査場」とよばれるお店で「予備検査」といわれるものを受けますが、予備検査は継続車検(車検切れやナンバーが失効していない車)では特に必要ないので飛ばしてOK。

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春日部運輸支局の真向かいにあるテスター屋さん
ほかの地域も同じように近隣に点在している(はず)

ただし、改造や整備不良などで車検に一発合格できない可能性がある場合などは利用するのがおすすめ。費用は1,500円〜4,000円ぐらい。ちなみに、前回のユーザー車検では光軸調整で1回だけお世話になりました。

運輸支局で受付・納税・自賠責を更新

予備検査が不要な方はそのまま運輸支局で受付を行います。
sugiが住んでいるのは越谷なので、春日部運輸支局に行き手続きを行いました↓

当日必要な書類・道具について

ユーザー車検当日は以下のものが必要になります↓

ユーザー車検に必要なもの

❍ 車検証
❍ 自賠責保険証
❍ 法定24ヶ月点検記録簿
❍ 自動車税納税証明書(一応持っていたけど提示不要だった)
❍ 印鑑(一応持っていたけど使わなかった)
+
❍ 継続検査申請書(当日もらえる)
❍ 自動車検査票(当日もらえる)
❍ 自賠責保険賞(当日新しいものを買う)
❍ 自動車税納付書(当日買う)

必要書類を記入する

運輸支局に行くと用紙が配布されているので案内に沿って記入します。

1)継続検査申請書↓

上段は鉛筆で記入、名前はボールペン記入とやや面倒


2)自動車検査票↓

必要事項を記入して手数料分の印紙を購入して貼り付け。支払いは現金のみなので注意!


3)自動車重量税納付書を記入&重量税を納付↓

用紙を記入して印紙を貼り付け。これで重量税を納付したという扱いになる。支払いは現金のみなので注意!


4)自賠責保険を更新
写真撮り忘れましたが、印紙を購入する窓口の隣で販売されているので、案内に沿って購入すればOKです!

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ここまで記入と支払いが終わったら、受付にこれらの書類をセットにして提出します。書類手続きはここまでで、あとはレーンに並んで検査を行います。詳しい案内は窓口でしてくれるので指示を聞けばOK。

検査レーンに車を移動して待機

いよいよ車体の検査を行います。
検査レーンは運輸支局によって複数あるので、どのレーンに並べば良いかは指示を聞けばOK。とくに指示がない場合は空いているレーンに並べば良いそうです。

当然ですが周囲は車屋や業者ばかり。なかにはこわ~いお兄さんもいるので初見殺しではありますが、基本的に気にしなくてOK。窓口のスタッフさんもお役所対応ではあるものの聞けば教えてくれますし、とても丁寧な方が多い印象でした。

ラインで各種検査を受ける

ここからは撮影禁止なので流れだけ紹介しておきます。
※記憶で書いてるので抜けてたらコメントで教えてください。

検査の流れ

① ヘッドライト、ウィンカー、ハザードなどライト類の確認
② ウォッシャー液の確認
③ 車体番号の確認
④ 排気ガスの確認
⑤ 光軸確認
⑤ スピードメーターの精度確認
⑥ ブレーキ/駐車ブレーキの確認
⑦ 足廻りの確認

このように、ラインで各種検査を受けて問題なければ車検証が交付されます。

今回は無事に一発合格!

前回は光軸調整で再検査になりましたが、今回は無事に一発合格しました。まあ、どこも弄ってないので当然といえば当然なのですが(笑)

先ほど受付した窓口で新しい車検証とシールを交付してもらいます↓

新しい車検証がこちら
車検ステッカーは必ず車に貼る必要があります
仕上げに車検ステッカーを窓ガラスに貼り付ければユーザー車検は無事に完了。
裏表に注意して貼りましょう。

【備忘録】法定1年点検のステッカーは期限切れのものは外す

余談ですが、法定1年点検のステッカーが貼られている車で、有効期限が切れたものは剥がしてからレーンに並ぶようにしましょう。期限切れのステッカーが貼られていると再度並ぶように指示されて二度手間になる場合があります。

【備忘録】重量税高けぇ、、

最後にまとめて費用を書きますが、車検費用の約8割は税金です(笑)
重量税だけで32,800円も掛かるんですよね、、

ガソリン税払って、自動車税払って、さらに重量税って。。。
貧乏人に厳しい世界ですね。

【備忘録】レーン検査中はアイドリングストップをオフにする

レーン検査中はみんなアイドリングストップをオフにしている方が多いようです。理由はたしかではないですが、万が一エンジントラブルなどが起きないため(らしい)です。

sugiも念のためアイドリングストップはオフにしてレーンに並んでいました。というか気温32度のなかアイドリングストップは厳しいです(笑)

ユーザー車検に掛かった費用の総額

今回のユーザー車検で掛かった費用の総額は以下のとおり。
支払い方法はすべて現金のみなので、ATMで降ろすのをお忘れなく。

項目費用
自動車重量税32,800円
自賠責保険20,010円
検査手数料1,800円
合計:54,610円

点検整備費用が一切含まれていないので、日本で車検を通す一番安い方法がユーザー車検になります。ディーラーでの車検代が14万円だったのに対して半額以下という結果になりました!

BMWディーラーで整備を予定

後日、BMWディーラーにてブレーキオイル、エンジンオイル/エレメントの交換を予定しています。これはだいたい3万円ぐらい掛かるかなと思います。そのほか、車検前に以下のパーツは交換していました。

エアコンフィルター↓

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タイヤ↓

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あとは直近で交換が必要なパーツは大丈夫そうなので、しばらくは駆け抜ける歓びを楽しめそうです!

【余談】車検終わりに山岡家のラーメンを食べて洗車してきた

超余談ですが、車検が終わって道路に出たら懐かしのラーメン屋があったので吸い込まれるように入ってラーメン食べました(笑)

訪れたのはどこにでもある全国チェーンの「山岡家」なんですが、前職で中古車屋で働いていた時にランチでよく食べていたのを思い出して久しぶりに食べました。やっぱり美味いです!


その後、一旦家に帰って仕事してだいぶ涼しくなった夜に洗車してピカピカにしてきました↓

世間では平日ですが、sugiはフリーランスで活動しているのでこんな感じで自由に動いています。曜日や時間感覚は完全に狂いましたね。

まとめ

今回は愛車のBMWをユーザー車検に通してみたので、実際に掛かった費用や手順について紹介してみました。あとは自分用の備忘録と雑記を少々。

ユーザー車検は一度経験すると「なんだ。意外と簡単じゃないか!!」ってなりますが、前提として車の知識が必要なので向き不向きはあるかと思います。それでもチャレンジしてみたい方はぜひユーザー車検を検討してみてください!

あと何年乗るか分かりませんが、sugiは恐らく次もユーザー車検で通すと思います。国産車でも輸入車でもそこまで大きな違いはなく問題なく車検に通る!自分でもできた!それが分かった1日でした(笑)

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ABOUT ME
sugi
旅と冒険とクルマとガジェットが好きな27歳 個人事業主 / ブロガー / アフィリエイト / Webデザイナー / ライター / フォトグラファー / 投資家 / 月間12万PVブログ (SUGI MAG)なかのひと / インドアなら猫とアニメと洋画があればいい

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